必要とされているスペックや機能を可視化した未来のTSURUGI へのマイルストーン
シェルに求められる強さや快適性。軽量化のみに走らず、Tsurugi Jacketの主戦場となる雪山でのより多様なアクティビティを想定した時、もう一つの進化の方向性を探ってみたくなりました。
メイン素材の軽量かつストレッチ性に優れたTäsmä、肩から上腕、ウェストのクリティカルパートにはTB JKT&PNTと同じ高強度で耐久性の高いTäsmäを使用して部分的な強度を高めています。このマッピングにおいて従来のTsurugi Jacketと比較しても着用感に顕著な違いが感じられないのは、リリースまでに3年の歳月を費やし熟成したパターンにあります。現状にとどまらず、トライ&エラーを繰り返して得た賜物は、大きな可能性を秘めた未来の製品へのテンプレートとなりました。
マッピング
メインは従来のTSURUGI JACKETと同じ50Dストレッチナイロンの「Täsmä」でしなやかに。肩から上腕、ウェストにはTB JACKETと同様の高強度ナイロンのマッピングで耐久性を向上。
フード構造
ヘルメット着用可能なフード。2種類のストッパーを前面に配置することによって、縦横両方向の調整が容易に可能。リリースもワンアクション。
可動域の確保
最小限のカッティングで理想的なフィットと可動域を実現したコンストラクション。アイスクライミングを想定し、肩の可動域は最大限に確保している。
アングルベンチレーション
TB JACKETのアングルを継承した首から脇腹まで大きく開くダブルスライダーのベンチレーション。今季は首のジッパーガードをなくし、操作性が向上している。
ポケット
腹部には大容量のポケット。ベンチレーションの左胸部内側に、ファスナー付きインナーポケットを装備。落としたくない小物などの収納に便利。
裾ストッパー
裾のドローコードストッパーはサイドではなく、前面のセンターに配置。ハーネス着用時に、ギアループにセットしたギア類との干渉を避けるためのデザイン。
袖口仕様
開口部の広い袖口を包み込むようなカフ形状は、グローブのボリュームを選ぶことなく、かつ、グローブをしたままストレスなく袖を通すことができる。
表生地
軽量性と耐久性のバランスに優れたナイロンを使用、優れたストレッチ性を確保しながらスペックにおいては過去の素材を凌駕している、次世代素材。
裏生地
吸湿速乾性に優れた20Dニットバッカーを採用。しなやかなテクスチャーと高機能を併せ持つ。
SPEC
素材:Täsmä
重量:395g(Size M)