「すべての標高」を意味するALL ELEVATION
すなわち、どのシーンでも着用できる万能ベースレイヤ―。
ウインドシェルを羽織ればさらに保温性が高まるため、インナーとしてもそれ単体でも活躍するアイテムです。
Tシャツやベースレイヤーなど肌に触れるレイヤーには、石油由来の繊維を出来るだけ使わずに天然素材をおすすめします。ウールはそれ単体で冬は暖かさを保持し、夏は熱を放出してくれる優れもの。アウトドア用としても保温性だけでなく、調整性、抗菌性、柔らかさなどを合わせもつため機能的。生分解性もあるという環境面でもウールがベストですが、素材を選ぶときには特に次の2点を意識しています。
① 動物愛護など羊や牧場の管理について厳しい倫理下で作られたRWS(Responsible Wool Standard)認証ウールを自然の恵みとして使いたい。
② 発汗が多い春夏でも、より快適に着用できる構造のウール生地を選ぶ。
結果、数多くのウールの選択肢から、RWS認証を得たメリノウールと速乾性を高めるポリプロピレンの混紡糸を選択。さらにアウトドア用に通気性を高めるため凹凸構造の生地を採用しました。
ポリプロピレンは、現在石油由来のものしか流通していませんが、繊維メーカーで植物由来のものを開発中で、利用可能となった段階で展開していきます。
・凹部は薄く通気性を上げ、行動時でも熱抜けやエアフローが起きやすく必要以上の熱がこもりにくい
・ 凸部は生地厚となり、肌と接触して汗を吸い上げ、行動前後や休憩時の保温性を確保してくれます
・ アウトドア使用を意識しポリプロピレンを混合することにより速乾性が高まった
◆SPEC
素材: メリノウール60%, ポリプロピレン40%
フィット: リラックス
重量:122 g(Mサイズ)
ウール原産国: オーストラリア/ニュージーランド
生地原産国: タイ
製品製造国: 日本