2024年春夏モデルとして新登場した「エクスペリエンス」シリーズが、早くもアップデートされました。
基本性能はそのままで、ALTRAの全く新しいトランジションシューズとして位置付けられたエクスペリエンス フォームは、より通気性の高いツーカラーエンジニアードメッシュを採用しました。
エクスペリエンス フローとの違いはGUIDE RAILという足が外側に動きすぎないように、足の内側にサポートが必要な時にだけその役割を果たす機能を追加しています。この似た2モデルの履き分けイメージは「トーリン 7」と「パラダイム 7」、「リベラ 4」「プロビジョン 8」の違いと同じ感覚で問題ないです。
なぜALTRAがドロップのあるモデルを発売することになったのか、改めて説明していきます。今までのALTRA全モデルではバランスクッション(0mmドロップ)を採用していましたが、 初めてドロップのあるシューズが開発された背景には、一般的に10mm近いドロップのシューズを履いていた方が、いきなり0mmドロップのシューズを履くことに違和感を感じるという声が多くあったことが挙げられます。
この課題に対処するために、ALTRAは自然な状態に近い4mmドロップを採用し、バランスクッション(0mmドロップ)に慣れる前のトランジションシューズとして開発しました。
ALTRAのお馴染みのゆったりとした「FootShape」デザインはそのままで、ミッドソールにはEVA素材を使用し、柔軟性と軽量性を実現しています。また、他社製品と比較して低いドロップ性を持ち、ロッカー形状を採用することで、効率的なトーオフとスムーズなストライドを実現しています。
走行中のサポートと快適さを追求し、ALTRAの伝統的なFootShapeデザインと組み合わされ、このシューズは自然な足の動きを促進し、快適なランニング体験を提供してくれるでしょう。
サイズ感
アルトラ フォロード エクスペリエンスと同じSTATANDARDフットシェイプのため、同じサイズを選択で概ね問題ございません。
ALTRAが初めての方
STRIDE LABではALTRAのシューズは「つま先」から1.3cmほど余裕を持たせたサイズがトラブルが起きにくいサイズとして案内しています。
*たとえば実測値(踵から爪先までの長さ)が23.0cmだとすると、+1.3余裕をもたせたサイズは24.3cmなので24.5cm相当のサイズを選択。
甲が高い方や幅が広い方はハーフサイズアップをお勧めいたします。
重さ:221g(US8.5)
ミッドソール: 圧縮成型EVAフォーム
アウトソール: ラバー
クッション: Moderate
スタックハイト: 26mm/30mm
ドロップ:4mm
アッパー: ツーカラーエンジニアードメッシュ
足型:Standard