ALTRA ローンピーク4.5の試し履き
ALTRA ローンピーク4.5の試し履き
8月いっぱいはストライドラボ那須にトレランシューズのALTRAローンピーク4.5の試し履きが出来るので、先日、空き時間にショップから2km離れた東那須野公園に、そのローンピーク4.5の試し履きを行ってきました。
東那須野公園は小さな山一つが公園になっていて、ロードもありますが、うまくトレールを繋げれば、一周1.5kmのコースが作れます。
本格的なトレイルとは言えませんが、トレランシューズの試し履きには最適なコースと言えるし、ちょっとしたトレランの練習コースとしては、非常に手軽で良いコースです。
私自身は10年ほど前にトレランのレースに出たこともありますし、何度かトレランの練習会に参加したことがあって、トレランシューズを履いたことがありましたが、その時のイメージとしては「グリップは良いけど、やっぱりロードシューズに比べたら重たい」。そんなイメージが強く残っています。
その後、友達に誘われてトレランを楽しんだ事がありましたが、年に1度あるかないかのトレランの為に、トレランシューズを買おうと言う気になることもなく、ロードシューズに山に入ったことも何度もありました。
しかし今ではトレランシューズを売っている立場の人間になった訳で、これまで自分みたいなトレランシューズにイメージを持った人に、トレランシューズの良さを感じてもらうために、ちゃんと山に入って、トレイルを走っておかなければなりませんでした。
そんな訳で何と約10年ぶりにトレランシューズを履いて、ちゃんとトレイルを走ったことなります。
まずALTRAのトレランシューズにいくつかのモデルがあり、ソールの薄い順番に言えば、スペリオル、キング、ローンピーク、ティンプ、オリンパスとなります。
今回試し履きしたローンピークはソールの厚さが中間にあたり、短い距離から長い距離までオールラウンドに使えるシューズで、ALTRAトレランシューズの代名詞と言えるシューズです。
今回試し履きした東那須野公園までの2kmはロードを走り、公園内のトレイルを3km走って、またロードを2km走って帰ってトータル7kmの試し履きでした。
ロードを走るときは、普段ソールの厚さ(スタックハイト)が30mm弱のロードシューズを履いている感覚と比較すると、ソールの薄さを少し感じるものの、薄くて衝撃が来る感じでもなく、トレイルとトレイルの間にロードが有ったとしてもさほど気になるほどのものでは無さそうです。
さて肝心のトレイルに入ってからですが、その前にロードを走っている時からすでに感じていたことではありますが、10年前に履いたトレランシューズに比べて、ずいぶん軽いなと言った感想はあったのですが、トレイルに入って、更に「やっぱり軽い」「これを履いたらもうトレイルはロードシューズでは走れない」と言った感じでした。
トレランシューズですからトレイルを走るときのグリップはしっかりしていて、その威力は登りでも、下りでも十分に発揮できます。
それにALTRAシューズの特徴である、フットシェイプ機能。つまりトーボックスが広く、トレイルを走っているときは、その足の指が広がって地面を掴む感覚は普通に走っているとき、上りを歩いているときも下坂を下っているときも、アウトソールのグリップ力との相乗効果が感じられます。
いかんせん10年ぶりにトレランシューズを履いて、それに他のメーカーのトレランシューズも履いたことないので、比較も出来ない、トレランシューズ初心者が言えることは「やっぱりトレイルはトレランシューズで走りましょう!」と言うことです。