A LTRAゼロドロップの効果

A LTRAゼロドロップの効果

ミナト製薬さんとストライドラボ那須店をやることになって、初めてALTRAのシューズを履くことになった訳ですが、ALTRAシューズの特徴の一つがゼロドロップです。

私自身これまで靴はドロップがあるのが当たり前で、ゼロドロップなんて考えたこともありませんでした。
逆にドロップが「3mmとかだとちょっと少ないかな?」「5mmほどはあったが良いかな?」なんて思っていたほどでした。

それはドロップがある方が自然と前傾が強くなるので、勝手にどんどん前に進んでくれるイメージがあったからです。
なので最初ゼロドロップと聞いて「本当に前に進んでくれるのかな?」と思ったほどでした。

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正直、半信半疑で履き始めたALTRAのゼロドロップシューズ。
履いた最初の感想は「ちょっと後傾の感じはするけど意外と違和感なし」とくらいく感想でそれ以上の感想はありませんでした。

それからほぼ毎日の様に仕事中も、ランニング中もALTRAトーリン4を履き続けていく上で、徐々に自分の中の変化が現れて来ました。

まず普段履きの時ですが、長時間の立ち仕事をしていると、これまでは次第に踵荷重になって来て、踵が痛くなったりしていました。
それに腰も張ってくる感じがしていたのが、ALTLAを履き続けて4ヵ月ほど経ったとき、その踵の痛みと腰の張りが無くなっているのに気が付きました。

これまではつま先より踵部が高い靴を履いていることで、一旦前傾になり、それを修正することで背中が必要以上に反った姿勢になっていた為と思われます。
それがゼロドロップのシューズを履くことで、自然と真っ直ぐに立てるようになり、踵荷重が無くなり、背中が反らなくなったのです。

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それと今度はランニングフォームにも変化が現れて来ました。
私自身のランニングフォームの欠点は若干オーバーストライドになりがちで、結果ヒールストライクのフォームだったのですが、このALTRAのシューズを履き始めてこれもやはり4ヵ月ほど経ったときに、何となくミッドフットストライクに近づいているのに気付きました。

なぜヒールストライクが良くないのかと言うと、もちろんヒールから強く着地することで、脚への負担が大きくなると言うのがあるのですが、私自身の問題としては、着地時に膝から下が前に出過ぎて着地することは、一旦後荷重になってしまうので、後から押される様な走りができ難い点と、その為にピッチが上がり難いと言う欠点が解消されたのです。

フォームを意識的に無理して変えるのではなく、自然とフォーム改善できたことに衝撃を受けました。

ALTRAシューズコンセプトは「自然な走り」つまり自然な走りを追求して行けば、自然な良い走りを身に付けることが実感できた瞬間でした。

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